「空へ」
ありがとうも ごめんなさいも 言いません ただ わたしがここにいる それだけです からっぽになったわたしの心は 視線の向かう先だった 空の深い場所へと 最初から じっとみつめていた場所へと いつか つながってゆく 言葉の花束は わたし自身へ わたしならば 空へ わたしの名前なら あなたに それぞれもらってもらいたい
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